こんなちっちゃくてもちゃんとのり弁なのか? セブンイレブン一膳ごはん「ミニのり弁」を食べてみた

セブンイレブンのおにぎり棚の下あたり、巻き寿司などの傍らでひっそりと存在を主張しているのが、「一膳ごはん」シリーズ。おそらくよく見るのは「鶏そぼろごはん」だと思う。おにぎりぐらいの量のごはんの上に、ひき肉のそぼろと炒り卵（玉子そぼろ）、ちょっぴりの高菜が乗っかっているやつだ。

・絶体ムリだろ

しかし最近筆者はそれと同じ大きさの弁当箱に、「ミニのり弁」と表示されているものを見つけた。何??　そんな大きさでのり弁のおかずが網羅されているというのか??　絶体ムリだろ、大丈夫なのか??　どうにも怪しいので、早速食べてみた。

となりのイカフライ弁当と比べると半分ぐらいの大きさ

・きちんとのり弁してた

おかずは、白身魚フライ・ちくわの磯辺揚げ・きんぴらごぼう・辛子高菜炒め. . . 。

白身魚フライは5センチ×2センチ程度と小さめだが、肉厚で不足感はない。タルタルまで添えられている。ちくわ天はタテ半分、長さがこのお弁当専用に焼いたちくわを使っているのではという印象だ。（コストがかがっている。）海苔はお弁当箱の半分に敷かれ、その下にはちゃんと「おかか」も存在。塩気の物足りなさはない。きんぴらごぼうと辛子高菜炒めは小さじ半量、揚げ物と海苔で単調になりがちなところへいいアクセントとして加わっている。これほど小さいのに、おかずも豊富できちんとしたのり弁になっている。

尚、弁当箱のサイズは12センチ×12センチほど。ごはんの高さは2センチぐらい。この弁当のカロリーはというと409kcalとのこと。おにぎり1コじゃ足りない朝や、カップラーメンだけじゃ足りない昼時などにも活躍しそうだ。セブンイレブンの一膳ごはんシリーズ「ミニのり弁」、興味を持った方はぜひ手に取ってみてほしい。身長が低くても世界で活躍し注目されるバスケ選手を彷彿とするおいしさだ。

セブンイレブンで新発売の「かつおめし」！ 真っ白だぞ、えー！ なんで「かつお」?? どんな味だ??

いつもおいしいセブンイレブンのおにぎり。最近「かつおめし」たる微妙なネーミングのおにぎりが新発売されていたぞ。なんだ?「かつお」って、サザエさんじゃあるまいし。「おかか」じゃないんだ、「かつお」なんだ、さてそのおにぎりは「カツオのお刺身」の味がするんじゃないのか??　さっそく味見をしてみたぞ。

・お刺身味が脳裏に浮かぶ

どうして「かつおめし」と名付けたのだろう、「おかか」と区別したかったからか??　かつおのお刺身の味も脳裏に浮かぶ。一方で、外観はほんのり茶色ががったとも言いがたいい真っ白。あれれ??　おにぎり包みのフィルムを剥くと、おにぎりの裏側には密かに「おかか」のようなか小さなたまりがある。しかしおかかではない、醤油感がほぼないから。だよね。よし、白飯部分をひと口噛むと、ああ、なるほど、あの和風調味料の香りがする。そういうことか、確かに「おかか」ではない「かつおぶし」味。「かつおめし」と聞いて、お刺身のカツオの味かするだろうかと身構えていたが、違った。あの、和風調味料味だった。

・塩気はあって安心

お刺身味はしない、「かつおめし」、「おかか」のようなしょっぱさもない。原材料を見ると「うるち米・もち米・醤油・かつお削り節・・・」。
おにぎりの米の色目を見る限り、醤油は1合あたり小さじ1程度も使っていないだろう。ゆえに鰹節が混入されている割合はそれ以下のグラム数となる。もち米がだしの旨味を吸いつつも、いい塩梅の塩気を醸し出してる感じだ。

・塩むすびより香りのいい、もちもちのおにぎり

「かつおめし」は、一般的な塩むすびよりだしの香りと旨味がほんのりある、シンプルでもちもちなおむすびであった。「めし」というよりは「おむすび」。ネーミングの妙で変な味の想像をしてしまったが、「おかか」のおにぎりがちょっとしょっぱいなと思っている方には、ぜひ試してほしい。お湯をかけて茶漬けにしたら、ちょっと食欲がない時にも薄味の雑炊として食べられそうだなと思う、やさしい味のもちもちおむすびだぞ。ぜひチェックしてくれよな。

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